2017/05/02 18:27

織物の立体感を画面で確認しようとしても、それは詮無いこと。

こちらからお伝えしようとしても、その質感、温もり、肌触りは写真ではとてもとても
表現できるものではありません。かといって紹介できないとお客様は見ることすらでき
ない これはジレンマです。

bebeyaでは、掲載している商品をリアルなショップで展示しています。
遠い方には申し訳ありませんが、東京・日本橋人形町にあるお店にお越しいただければ、
見て触って嗅いで(?)他にもたくさんある商品と共に色合わせ出来て・・・。多くの
お客様に喜ばれてきました。

実際に商品と比べてみて、このNO.25の商品など、とても撮影技術だけでは伝えきれて
いないものの代表作です。茶色ベースの布地に白いペンキを零したみたいな写真!
実際には紋織のローケツ染め、手にとった時の柔らかさとしっかりした手応え、そして光
の当たり方で微妙に変化して見える染の深さはこうやって、言葉で伝えることでもその
商品の良さの2割も伝えることは出来ないのです。
実際に普通に販売している価格を聞かれ驚かれる人が多いのですが、それでも一番売
れている商品 というだけでその価値はお分かりになられるかも。


商品自体は、あの渡文の商品ですので、良さは直ぐに分かって頂けると思いますし、
制作後の畳み方で折山(おりやま)にダブりが出てしまっているだけです。
もちろん、この折山は結んだ時には見えません。

そして不思議なことに合わない着物の色 というのが無いのです。その深みのある染め
方はさすが、渡文 です。普段に結んで出るにはその軽さと締め付け感のないフィット
の仕方は、もう折り紙付きのメーカー。この価格、写真と文章では伝えきれませんが、
驚きの安さです。