2017/02/27 23:26

 

▼ 着ている着物の色を選ばない という優れものです。

最初に皆様にこの商品をご紹介した時、写真の背景は「白」でした。
その時は背景の色にしっかり馴染んでしまい、それこそ帯との境界が
分かりにくいな というのが、着物業界30年を超えるプロからのご

意見を戴きました。

 

それほど背景色に溶け込んでいった「手織り」の帯です。
今回、背景を「黒」に変えての掲載ですが、白の時と同様に背景の色に
溶け込んでいます。

 

「白」にも「黒」にも溶け込める ということは、どんな色の着物にも
しっかり馴染んでいくという証のようなものです。つまりこの帯は、着ている
着物の色を選ばない という優れものです。

 

皆様のタンスの中には、赤い着物もあれば、黄色い着物もお在りと思いますが、
この帯ならそれらの着物にもピッタリです。

 

 

 

▼ 帯一本に着物三枚

 古くから着物業界には、着物一枚に帯三本 という言葉があります。これは、
帯を売るための業界用語みたいに感じますが、実際に街を歩いていて着物姿の
人と出会ったとき、ついつい振り向いて見てしまう という経験は皆さんなされて
おられるのではないでしょうか。このとき後ろ姿を見ると人は皆、着物を見て
いるのでなく帯を見ているのですね。


ですから、着物は一枚であっても帯が三本あると、違った着姿 と皆さんが認識
する・・・たくさん「きもの」を持っているのね と勘違いさせるテクニックの
一つとして、着物一枚に帯三本が有効な手段だったのです。

 

ところが、この帯のように、この帯は、なに色? と聞かれて正確に答えること
が出来にくい帯は、その常識を超え、この帯一本に着物三枚 が通用してしまう
不思議な というか、着物屋泣かせの帯となっています。

 

 

▼ これで理由あり?

同系の帯もお陰様で沢山お求め戴きました。通常の店頭価格に比べるとひょっとして
4分の1? くらいになっているのは、お太鼓部分の織り方に少し透けがあるように
見えるため! 結んでしまうと何もわかりません。渡文というブランドメーカー
だからこそ訳アリ品というカテゴリーに入れられますが、通常の商品に何ら遜色
ないものです。

 

 

 

▼ 仕立て上がりですので、すぐに結んでいただけます。


嬉しいことに透け具合を見るためにメーカーサイドで既に仕立て上げていますので
直ぐに結んでいただけます。
この色目は、ホント売れ筋ですので、このチャンスにぜひご購入下さい。

 

 

渡文 袋帯No.23(仕立て上り):理由あり品

税込み ¥90,720円

・帯のサイズ 約4m35cm
・柄の配置 ワンポイント(太鼓・腹)
・品質表示 絹80%

      ポリエステル・ナイロン(金属糸風繊維)20%
・技法   紋織り   
・着用季節 袷(10~5月)・単衣(6・9月)
・産地   京都西陣

*ブラウザにより写真と多少異なって見える場合があります。