2017/01/28 11:23

▼ この袋帯の訳アリ箇所を探すのには、相当苦労しました。

業界20数年いて探せない と目をお皿のようにして見たところ、なんと、裏側に小さな糸が・・・

それも一越程度に同じ横糸に3ヶ所。

これを訳アリとしてしまう所に、このメーカーの凄さがあります。

普通に売って良いのでは?
と思ってしまいましたが、京都西陣のトップメーカー渡文としては、そんな小さな点も許さない工場の厳しさが

あるのですね。

 

 

▼ 完成品!!

ご覧のように手織りの袋帯で、なんと本仕立てまで終わっていますので、届いたら直ぐに結ぶことができます。
写真では表現しにくい色ですが、遠目に見るとブラウンと薄いゴールドを感じさせますが、
スポットが当たると、これがパープルの色合いも出てくるという優れものです。

 


つまり、この帯に合わないきものの色を見つけるほうが難しい ということです。

 

▼ 落ち着いた色目ですので、たくさんの場面に使えるアイテムです。

結んでいける着物も小紋はもちろん、紬には最適、普通にお出かけするのであれば、この金茶の落ち着きから、

もう少し格の高い着物でもOKかも。

 

通常、手織りの帯は織り上がるまでに数か月かかり糸の選定から機織りまでたくさんの数のベテラン職人さん

が関わります。もちろんその分価格も原材料、意匠料、人件費が嵩んで高くなるのですが、

今回の訳アリ (←訳ナシと思えますが)商品価格で驚くような廉価で提供できます。

 

結んだときの、お腹の部分のイメージです。

 

▼ 京都西陣 渡文 手織と最高のブランド

京都西陣 渡文 手織と最高のブランドが重なった上に廉価 ぜひお手元に置いて何回も結んでほしいと

願っています。

 

品質 絹 80%・ ポリエステル・ナイロン(金属糸風繊維) 20%

長さ 約4m53cm

価格 129,600円(税込・仕立て上り)