2017/01/23 20:32

帯や着物というと何となく古めかしい、ルールが分からない、自分で着られない等
思い浮かべてしまいます。でも憧れてしまう という女性の気持ちは皆さん一緒では
ないですか?
そんなちょっと小ムヅカシイ着物姿も、100年以上に渡って世の中の需要を先取り
してきたメーカーが帯の渡文。そうでないと、そんな長い歴史を刻んでこられなかった
のが京都西陣の機屋さんの競争でした。常にお洒落帯の最高峰といわれ続けるためには
殆どのメーカーが機械化された生産工程にあって、機械織と共に「手織り」という技術を
大切に守り通し、職人芸の頂点に君臨していますので、使い心地は抜群、結ぶ人の身に
なって織りだされる帯たちは、着物姿が古めかしいや、着物姿は苦しい 等といった
不安を一蹴してくれます。

bebeyatでは、その渡文の帯を中心に扱っています。手織りの帯が織り上がるまで
には長いもので数か月要したりしますので、価格も当然それなりになってしまいますが、
ここではその中で、カタログ作成、きもの雑誌のモデルさんが一度だけ着用したもの、
織り上げる時に付いた ちょっとした織キズの商品ばかりをメーカーさん蔵出しで
扱わせてもらっています。
敷居の高い価格も、訳アリの商品となれば相当に破格。
きものを普段から着ておられる皆さんが、一度結んだら中々 他の帯は結べない
と言わせしめる帯。ぜひご自分のものになさってみてください。

きもの屋さんに行かれて渡文をご指名されると、必ずや一目置かれますし、奥から白い手袋
をして商品を運んで来られることが多いそうです。そんな「特別」を自分の手元で自由に
使っていく喜びを手にしてください。